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朝日新聞に塩谷サッカースクール

朝日新聞に塩谷サッカースクール

朝日新聞の記者から一本の電話があり塩谷サッカースクールを取材させてほしいとのことでスクールを記事にしていただきました。

記事内容↓
J1広島や日本代表で活躍し、現在アラブ首長国連邦(UAE)国内リーグのアルアインでプレーする塩谷司が、地元の徳島県で小学生メインのサッカースクールを開いている。こだわったのは自身が現役のうちにスクールを始めること。約8千キロ離れた土地から、子どもたちの夢を後押ししている。

 塩谷がスクールを開こうと考え始めたのはJ1広島にいた5年ほど前。「地元に恩返しを」との思いからで、昨年7月に実現させ、現在は約50人が通う。

 選手とスクール運営の二足のわらじだが、引退前の開設にこだわった。引退後と、自身も技術を磨き続ける現役の立場では、教える視点が異なる。選手としてプレーする姿を見てもらうこともできる。「言葉やプレーの中に現役だからこそ伝えられることがある」

 現役ならではの苦労もある。日本に戻り、直接指導できるのはオフシーズンだけ。日頃の指導は高校のサッカー部の先輩、薩摩将輝さんが担う。

 だが、子どもたちと関わりを持ち続けることは大切にする。練習メニューは2人ですりあわせ、練習後は毎回リポートを共有。撮影した練習動画や子どもたちが気づいたことを書いたノートは塩谷が確認し、コメントする。

 大切にしているのが「考える力」。塩谷は「技術も大切だが、夢や目標のためにどうすればいいのかを考えて自分の意見を持つことが何においても大事」と語る。塩谷自身「どうしたらプロになれるか」を考え続けたからこそプロ選手になれたと思っている。

 チームではなく、スクールにした点にも塩谷の強い思いがあった。スクールに通う子どもたちはみな、県内各地の少年サッカーチームに所属する。塩谷は「学んだことを所属チームの友達にシェアしてくれれば、徳島全体のレベルアップにつながる。徳島の子どもたちが夢をかなえるお手伝いができたら」。どれだけ離れた場所にいても地元徳島への思いは変わらない。(佐藤祐生)


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